【何切る問題】5ブロック理論 vs 直感(なんとなく)

こんばんは(こんにちは)、管理人のたぬきです。

今回の問題も、激しく間違えてしまいました…。

助手ひよこ
助手ひよこ

東1局5巡目、あなたは南家です。

次の手牌から何を切りますか?

正解&解説

今回の何切るは、元プロ雀士・平澤元気さんの『麻雀何切るチャンネル』の問題です。

解説動画

解説がとっても分かりやすいし、セオリーや考え方まで学べるチャンネルです。

特に麻雀初心者の方は、チャンネル登録すると上達早いと思います!

正解・解説の要約

 3ソウ5ソウ 切り。

1 ブロック数を数えると、6ブロックある。

2 1ブロック削って5ブロックで構えると、イーシャンテン時の受け入れが広くなる。
  → 3ソウ5ソウ のブロックを崩す。

「なぜ 3ソウ5ソウか?」についての補足です。

まず、メンツの 1ピン2ピン3ピン と ドラ対子の 北北 は切れません。

また、両面ターツの 3萬4萬6ピン7ピン も切れませんので、残った 8萬9萬9萬3ソウ5ソウ の比較になります。

8萬9萬9萬 から1枚切っても、8萬9萬9萬9萬 の形になり、6ブロックの状態は解消されません。

なので、すぐに5ブロックで構えるためには 3ソウ5ソウ を切ることになります。

3 仮に6ブロックのまま手を進めると、イーシャンテン時に受け入れ枚数が減ってしまう。

5ソウ 切り ツモ 8ピン の場合 (5ブロック)

5ブロックにすると、イーシャンテン時の受け入れ枚数は5種16枚でした。

次は、8萬 切りで6ブロックのままにした場合です。

8萬 切り ツモ 8ピン の場合 (6ブロック)

受け入れ枚数は4種12枚に減ってしまいました。

これは、3ソウ が何の仕事もしていないからです。

ツモ 2萬5萬)の場合も同様です。

5ソウ 切り ツモ 2萬 の場合 (5ブロック)

受け入れ枚数は5種16枚です。

8萬 切り ツモ 2萬 の場合 (6ブロック)

受け入れ枚数は4種12枚で、やはり6ブロックの方が少ないです。

さらに、ツモ 北9萬)の場合も検討してみました。

5ソウ 切り ツモ 北 の場合 (5ブロック)

助手ひよこ
助手ひよこ

受け入れ枚数は4種16枚でした。

8萬 切り ツモ 北 の場合 (6ブロック)

助手ひよこ
助手ひよこ

こちらも受け入れ枚数は4種16枚でした。

北9萬)を引いたときには、イーシャンテン時の受け入れ枚数は変わりませんでした。

これは、雀頭候補が1つになったので 7萬 の受け入れが消えたためだと考えられます。

ちょっと検証がクドかったですが、5ブロックに構えることでイーシャンテン時の受け入れ枚数が増えることが分かりました。

4 3ソウ5ソウ2ソウ6ソウ を引くとリャンメンに変化するから残すべきでは?
  ↓
その時点での受け入れ最大の形に取ることの方が、リャンメンへの変化よりも優先される。

たぬきはこう考えた

今回は2つの意味で間違えてしまいました…。

その2つの間違いとは、

  1. 6ブロックを維持する打牌にしてしまった。
  2. 2トイツの状態を崩す打牌にしてしまった。

です。つまり 9萬 切りと考えてしまいました。

思考回路はこんな感じでした。

どうせを 北北 をアタマにするつもりなんだから、雀頭は固定ってことで 9萬 切ってもいいよね。

落ち着いて考えると、9萬 切りは最悪です。

まず、6ブロックを維持する選択であること。さらに悪いのが、シャンポンの受け(9萬北)も無くしてしまう点です。

たとえば 北 がアンコ(ドラ3)になったときに雀頭が無くなって、困ったことになります。

これは「対子トイツが2つあるときは、2つのままキープすると受け入れ最大になりやすい」という、いわゆる【2ヘッド理論】ってやつですね。

詳しくは、平澤元気さんのこちらの動画で解説されています。

犬っころ
犬っころ

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